Q |
デジタルカメラを買いたいのですが、どのようなカメラを買ったらいいの?
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A |
デジタルのトップページに表にして掲載しております。使用目的や価格、フィット感などで選びます。 |
Q |
メモリーカードに記録するってどういうこと? |
A |
デジタルカメラは、レンズを通ってきたアナログ映像を撮像素子や画像処理エンジン(回路)でデジタル信号に変換します。RAWモードで撮影したものは、ほとんど加工しないでメモリーカードに記録されますが、容量がありますので、遅く記録されるメモリーカードでは少し時間がかかってしまいます。一方JPEGモードで撮影された画像は、撮影の時点で圧縮や調整をしてメモリーカードに記録されます。メモリーカードは、フィルムカメラのフィルムだと考えていいでしょう。記録する内容は、カメラの性能や記録する設定によっても違い、撮影画像1枚の容量も違うため、記録できる枚数も違ってきます。 |
Q |
メモリーカードがいっぱいになったらどうするの? |
A |
メモリーカードがいっぱいになり、もう記録できませんとうメッセージが出たら、それ以上そのカードに記録することができません。要らない画像を消去するか、違うメモリーカードを入れるか、いっぱいになったメモリーカードをストレージに移すか、ノートパソコンのハードディスクに移すか、その場でCD-Rなどに焼くかするとメモリーカードのデータが移りましたので、その後カメラやパソコンなどでメモリーカードのデータを消去することができます。消去するにはデータを削除する方法とフォーマットする方法があります。その後、再び撮影し、画像を記録することができます。 |
Q |
どんなメモリーカードを選んだらいいの? |
A |
メモリーカードは、購入したカメラで使える型や容量が決まっています。そのメモリーカードしか使うことができません。ハイエンドコンパクトカメラ(中型機)やデジタル一眼レフでは、コンパクトフラッシュ(CF)が主流ですし、アウトドアで撮影する場合はこちらの方が適しています。同じ容量(例えば1GB)でも記録スピードや安定性などによって金額が違います。高速で記録されるものは、消費電力も少なくてすみます。容量の多いCFだと、撮影中に交換する必要がないので危険性もありません。 |
Q |
メモリーカードに何枚撮れるの? |
A |
メモリーカードの容量と記録する容量(画素数の変更、画質の変更など)に関係します。RAWに設定したのと、JPEGファイン、ノーマル、ベーシックなどに設定したものそれぞれで記録できる枚数が違います。その見分け方は、それぞれの設定での容量を示した仕様表がありますので、ご自分のカメラの仕様を見てください。この表は
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画像サイズ |
ファイルサイズ |
RAW非圧縮 |
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約15.8MB |
JPEGファイン |
L(3872×2592)ピクセル |
約4.8MB |
M(2896×1944)ピクセル |
約2.7MB |
S(1936×1296)ピクセル |
約1.2MB |
JPEGノーマル |
L(3872×2592)ピクセル |
約2.4MB |
M(2896×1944)ピクセル |
約1.4MB |
S(1936×1296)ピクセル |
約0.63MB |
JPEGベーシック |
L(3872×2592)ピクセル |
約1.2MB |
M(2896×1944)ピクセル |
約0.7MB |
S(1936×1296)ピクセル |
約0.33MB |
Nikon D200の仕様表です。1003万画素(ピクセル)の容量を持っていますので、ファイルサイズがRAW非圧縮では約15.8MBあります。512MBのメモリーカードには約32枚しかカットできません。JPEG設定で画像サイズを小さくし、画質を落とすと、ファイルサイズが極端に少なくなります。ファインの約563万画素では、約2.7MBしか使いません。512MBのメモリーカードに上記の設定で記録したとすると、512÷2.7≒189枚のカットが撮れることになります。 |
Q |
メモリーカードを途中で交換してもいいの? |
A |
フィルムと違い、途中で交換しても構いません。ただし、アクセスランプが点灯しているときはデータの読み書きをしていますので、この時にメモリーカードを外すと故障の原因になりますので注意してください。 |
Q |
シャッターボタン半押しってどういうこと? |
A |
特にコンパクトカメラで主に使います。大半のカメラでは、シャッターボタンを半分押すと明るさ(露出)とピントを合わせるようになっています。大半のカメラでは中央部分に合わせるエリアがあり、その部分に何を入れて構図するかによって露出が変わります。簡単なAEロックとAFロックになります。その値でよい場合は、そのまま押し込んでシャッターを切ります。 |
Q |
ISO感度ってどういうこと? |
A |
イソ(ISO)感度と言います。国際標準化機構が定めた単位で、光に対する敏感さの感度のことです。フィルムカメラと同じ考えでOKです。数字が高いほど感度が高くなります。感度を上げるとシャッタースピードを速くすることができます。また、暗い場所での撮影では有効です。ただし、上げすぎるとノイズがでます。適切な設定が必要です。ノイズを軽減する機能があるカメラもあります。カメラでの明るさ(露出)は、シャッタースピードと絞り、そしてこのISO感度によって決めます。 |
Q |
ホワイトバランスって何のこと? |
A |
簡単に言えば色のことです。ホワイト(白色)は、色温度に影響され色を帯びます。色温度が高いと青みを帯び、低いと赤みを帯びます。オート・ホワイトバランスに設定して撮影しても結構ですが、撮影条件によっては変更して撮影する必要があります。 |
Q |
撮影モードとかシーンモードはどんなときに使うの? |
A |
撮影条件によって決定します。まず、写そうとしているもの(被写体)が動いているかどうか?その場合はシャッタースピード優先にして撮影します。シーンモードの「スポーツ」などに合わせると同じような結果が得られます。「風景」のように奥行きを出したいときは、絞り優先で撮影します。このようなときは「風景(山などのマーク)」に合わせて撮影します。撮影モードにはプログラムのようにカメラ任せにするモードなどがあります。シーンモードも予めシーンを想定してカメラに覚えこませている設定のことです。 |
Q |
液晶モニターとファインダー(覗き窓)はどっちで撮影したらいいの? |
A |
これはコンパクトカメラでの撮影ですね。最近のコンパクトカメラにはファインダーが付いていないものがあり、液晶モニターを見ながら撮影する機種が増えています。液晶モニターは、100%の視野率で見えますが、ファインダーは必ずしも100%ではありません。しかし、ファインダーで撮影した方が比較的ブラさないで撮影できますし、消費電力が少なくてすみます。液晶モニターでは電源を多く消費します。しかしながら、非常に近いもの(マクロ撮影)では、パララックスによって見た画像と実際写った画像が違って出てきます。マクロ撮影では液晶モニターで撮影します。それぞれ使い分けて撮影した方がいいでしょう。 |
Q |
電池がすぐに切れてしまうのですが良い方法はありますか? |
A |
電池(電源)は有限です。いかに消費しないようにするかが問題です。オートフォーカスを外す、液晶モニターを見ない、または液晶モニターは必要最小限にすばやくチェックする。いつまでも画面構成で迷わない。消し忘れても少ない時間で消えるように設定しておく。などが必要です。また、寒い時期は電池容量が低下しがちです。予備電池を保温し、こまめに電池を交換するようにしましょう。また、三脚などにカメラをつけっぱなししないようにしましょう。どうしても付けたままにしなければならないときは、寒風にさらさないように袋で覆うだけで随分違います。電池は予備を十分に持って行きましょう。充電のできない山小屋など山岳写真では予備電池は必需品です。また、寒冷地に強いリチウムイオン電池はやや高価ですが、軽い電池でもあります。 |
Q |
ヒストグラムって何ですか? |
A |
ヒストグラムとは露出の分布図です。拡大してみると、棒グラフが重なり合って構成されています。真っ黒になる左側を「0」として白飛びになる右側を「255」と数字で表わすことができます。「0」も1つと考えて合わせて「256」の諧調を持っていることになります。縦軸は諧調の量を示しています。ヒストグラムは、画面に何をどのくらい入れているかによってその形は変わります。両サイドから外れないように露出しましょう。 |
Q |
露出ってどういう意味? |
A |
光を取り込むことで、実際に写される明るさのことを言います。カメラはシャッタースピード(時間)と絞り(光の通る穴)によって光の量を調整しています。ISO感度とも連携して明るさや感じ方を調整するわけです。 |
Q |
露出補正ってどうすればいいの? |
A |
マニュアルで露出する以外では、意図した露出になってくれない場合があります。そのようなときに補正をするわけです。内臓されているカメラの露出計は、反射式ですので、光が被写体に当たって反射してきたものを図っています。その反射率がほぼ18%(グレー)に調整されています。例えば白い雪を撮ると、本来の白ではなくグレーに出てしまいます。また、SLなどの黒い被写体では逆に黒ではなくグレーっぽく出てしまいます。前者は露出を多めにし、後者は露出をやや少なめにします。それによってグレーより白、グレーより黒と補正することになります。この補正の方法には、シャッタースピード、絞り、ISO感度のどれかを変えて対処します。デジタルカメラでは、必ずヒストグラムで確認しましょう。 |
Q |
日の丸構図って言うけどどういうこと? |
A |
初心者の方は、人物やモノを写す際、ど真ん中に入れて撮る傾向があります。日の丸国旗のように真ん中に入れて構図するので「日の丸構図」と呼んでいます。画面を構成するにはバランスが大切です。また、高さを表現したり、広がりを表現したり、表現の仕方によって違ってくるのですが、ど真ん中に入れて構図すると、一見どっしりして安定感があるように感じますが、しばらく見ていると疲れてしまいます。それは画面の中にバランスがないために動きを感じないからです。しかしながら、この画面を構成することはそう簡単にはできません。何故なら画面構成こそ写真の何たるかを語るぐらいのものがあるからです。少しずつ洗練させていきましょう。 |
Q |
ストロボの使い方はどうすればいいの? |
A |
ストロボを使いこなすにはちょっと練習が必要です。また少しテクニックも必要です。まず、カメラに付属しているストロボは、ほんの補足程度のもので、ガイドナンバーが小さいためあまり遠くに届きません。絞りにも関係しますが約3〜4mくらいだと思っていれば間違いありません。そして、カメラからの発光ですと、被写体に影ができてしまい醜い写真になってしまいます。商品などを撮影している人は多灯(2〜3灯)したり、バウンス(光を反射する方法)したりして綺麗に撮っています。シーン別に解説しましょう。 |
Q |
夜景での撮り方はどうすればいいの? |
A |
背景を夜景で、人物を手前にして撮るには、「夜景モード」にして、ストロボが当たる距離に人物を配して撮影します。最初に夜景にカメラを向けてAEロックします。カメラによってはシャッターボタンを半押しにしても同じようにAEロックされます。その状態で人物を画面構成し、シャッターを切ります。夜景は最初に露出されたままで人物にはストロボが当たり、綺麗な写真になります。失敗をなくすために、一度夜景を撮影し、適切な露出かどうか確かめてから人物を入れた撮影に取り掛かりましょう。高層ビルなどの歪みはレタッチソフトで修正することができます。 |
Q |
パーティーなど室内での撮影はどうすればいいの? |
A |
パーティーなどで1人を撮影する場合を除き、その場の雰囲気を描写したいのであればストロボを発光しないで撮影した方が綺麗に撮れます。ISO感度を400〜800などに上げます。絞りを調節できるカメラでは絞りをできるだけ開放(大きく)してください。手ブレ補正のついているカメラはその機能を使いましょう。ストラップをピンと張った状態で撮影するとブレないで撮影することができます。それでもシャッタースピードが遅いのであれば三脚につけて撮影します。 |
Q |
子供の舞台を撮影するにはどんな方法がいいの? |
A |
暗い状況ですので、まず三脚を用意しましょう。演技が始まる前に明るさとホワイトバランスを調整し、好みの明るさと色が出るように試し撮りをしておきましょう。舞台の動きが速いことが想像できるときは、ISO感度を上げて動きに対応できるようにしておきましょう。ISO感度を上げるとノイズが出てくることがありますが、ブレて見られない写真よりはよっぽどましです。カメラによってはノイズリダクション機能が付いているものもありますので活用しましょう。 |
Q |
朝夕のときに赤みがなくなっていまったけど? |
A |
朝夕の太陽や赤くなった情景を撮る場合は、オート・ホワイトバランスではせっかくの赤みまで取ってしまいます。そこで、ホワイトバランスを逆らう設定にして撮ると、より赤みを帯びることになります。色温度高めの「曇天≒6000k」に設定して撮るとより赤い情景を撮ることができます。 |
Q |
オートホワイトバランスは万能ですか? |
A |
ホワイトバランスをオートに設定していると、無難な色補正がされます。最初のうちはこちらに設定すると、わずらわしさがないかもしれません。RAWモードで撮影しているときは問題ありませんが、JPEGモードで撮影するときは、適切な露出、きちんとしたフォーカス、そして適切なホワイトバランスを設定する必要があります。レタッチを最小限にとどめることがデジタルカメラの画質低下にならないテクニックだからです。特に画質を落とすJPEG(圧縮した画像)では適切に合わせて撮影しましょう。ホワイトバランスは、色温度に合わせると白色が白に近くなるということで、多少の色かぶりは避けられません。逆に色を助長させたいとき、例えば夕景の赤みを強調させたいときなどは、オートを外して「曇天」などのモードにして撮影するとより赤みがでます。それぞれのロケーションや撮影者の意図により変えて撮ることをお勧めします。 |
Q |
どうも画像がもやって写ってしまうのですが? |
A |
デジタルカメラの撮像素子(CCD、CMOSなど)は、非常に細かい素子で作られています。それは規則正しく格子状になっているために、規則正しい被写体を写すとモアレや偽色などが出てしまいます。それらを軽減するために撮像素子の前にローパスフィルターというものが取り付けれれています。この原因が多いと思います。この場合はフォト・レタッチソフトでアンシャープマスクを掛け、シャープ性を出します。このほかに逆光、レンズによる回折現象、露出の狂い、ISO感度の上げ過ぎ、オートフォーカスの過信または適切なフォーカシングをしていない、レンズ性能などによってクリアーな写真にならない場合があります。 |
Q |
手ブレ補正機能はどのくらいカバーできるものですか? |
A |
手ブレ補正機能は、各社でその方法は違います。この機能があるから手ブレは起こさないというものではありません。絞りにしてもシャッタースピードにしても約2段〜3段くらいの効果でしかありません。つまり絞りを一定にしてシャッタースピードが1/60のものを1/250〜1/500秒で切れるということです。よくコマーシャルで片手で撮っているシーンがありますが、この手ブレ機能を活かしてもブレる可能性が高くなります。悪までも補助的な機能と考えるべきです。やはりしっかりしたホールドで撮影することをお勧めします。 |
Q |
白く飛んでしまっているところは戻せますか? |
A |
戻せません。白飛びは、データがない状態です。撮影時にヒストグラムを必ず確認し、右に外れないように注意しましょう。また、白いものに強い光が入っている場合は、白飛びを起こしやすい状況です。影を作るか、光が入らない時間帯を選ぶか、何らかの工夫が必要です。白飛びを起こしていない状態でも、撮影時に白色の諧調(グラデーション)をぎりぎりで撮影することが難しいため、白飛びを起こさない程度(ややアンダー気味)に撮影しておいて、レタッチで調整する方が成功します。 |
Q |
夜景を綺麗に撮るにはどんなことに気をつければいいですか? |
A |
まず三脚を準備します。三脚はしっかりしたものを選んでください。多少の風で揺れたり、セッティングした後しばらく動いているようではダメです。レリーズを使って撮影しましょう。次にホワイトバランスをオートにして撮影すると、冷たい感じに写ってしまうことがあります。晴天モードにするとやや赤みを帯びますので、温もりを感じます。デジタルカメラは、まず、これでどうかという設定で撮影してみることです。その後、液晶モニタでヒストグラムと画像を拡大してピント確認をします。この時点で納得のいかない画像であれば変えて再度撮影します。良い画像が撮れたら前の画像を消去します。失敗写真を残さないという利点があります。 |
Q |
夜の撮影で、照明が緑色になってしまうんだけど? |
A |
色かぶりが原因です。特に蛍光灯などに影響を受けます。ホワイトバランスを変えて、適切に近い値で撮影します。その後はフォト・レタッチによって補正します。フィルムカメラで長い時間シャッターを開けると、相反則不規によって緑色になりますが、デジタルカメラには相反則不規はありません。ほとんどが色被りによるものです。 |
Q |
太陽を入れた写真はどうもうまくいかないのですが? |
A |
太陽は強い光を出す光源です。もしそこに露出を合わせたとしたら、周りはすべて真っ暗になってしまいます。太陽を画面に入れると、ゴーストやフレアーが出ます。どうしても入れるのであれば絞りを絞る(穴を小さくする)と比較的ゴースト、フレアーが少なくなります。太陽が上がる前、沈んだ後、薄い雲に隠されていて強い光が抑えられて色が出ている場合は良く写ります。もちろん、露出は太陽を外した明るいところでスポット測光で測ります。 |
Q |
デジタルカメラにはどんなフィルターを使いますか? |
A |
PL(偏光)フィルター、NDフィルター、UVフィルターがあれば十分です。PLは、必要のない光を除去し、反射を抑えますし、単調な順光でのメリハリをつけたり、青空を強調させたり、雲を浮き上がらせたりする効果があります。NDには濃度の違ったものがあります。色に影響をほとんど与えずに減光することができます。スローシャッターを切りたいときなどに便利です。UVは、色温度が高い日中に紫外線を除去し、よりクリアーな写真を撮るためのものです。常用してレンズ保護にもなります。 |
Q |
寒冷地での撮影方法はありますか? |
A |
デジタルカメラの仕様は、0℃以上となっています。その中でもプロ用のカメラは強くできています。特にシールドしてあるカメラは悪条件化でも撮影できるように防滴、防塵対応しています。また、機器(カメラ)の構造上の問題もあります。使われている油(潤滑油)の影響もあるでしょう。電源を多く使うカメラは向いていません。撮影者がしなければならないのは、暖かいところから急に冷たいところへ出さないこと、その逆も同じです。これは結露を起こすからです。カメラザックに入れるか、ナイロン袋に入れておくかして出入りをしなくてはなりません。そのときは良くても冷え込んだ朝などに凍って動かなくなります。電池は最低限リチウムイオン二次電池を使います。できればリチウム電池が最も適しています。羽毛服などで予備2つくらいを暖めておき、交換して使います。また、カメラを三脚などにつけて放置しないことです。厚みのあるもので上から被せておくだけで随分違います。これで−20℃くらいは大丈夫な筈です。究極的な方法は、市販されているものではありませんし、カメラメーカーでは推奨していませんが、上記のことを踏まえて、バッテリーパックを用意し、そこにケーブルを取り付け、電池は身体で暖めて使う方法があります。ただし、電源は暖かい場所でONにし、途中でオートOFFにしないことです。この方法は非常に電池を使います。常時できる方法ではありません。電池も重くなりかさばります。しかし、−40℃で撮影できた例があります。 |
Q |
スローシャッターでは三脚が必要ですか?また三脚はどんなものがいいですか? |
A |
スローシャッターになったら三脚を使うものと考えてください。手ブレ補正機能やストロボ発光するとブレない写真を撮ることができる場合もありますが、限度があります。またストロボ発光は多灯でない限り影ができて醜い写真になる場合があります。三脚はカメラの大きさや重さに比例します。最近では軽くて丈夫なカーボンの三脚があります。この三脚に大き目のストーンバックを取り付け、石などの重いものを乗せると安定します。雲台は、できればスリーウェイ(縦・横・回転をそれぞれのバーで調整できるもの)が適してますが、しっかり固定できる自由雲台でも結構です。大切なのはセッティングしたら動かないものを選んでください。 |